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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

Study Abroad2018 2019.03.24

北京大学

  • 中国
  • 北京大学

皆さんこんにちは。北京大学に留学中のSAレポートです。極寒の冬が過ぎ去り、北京にも日本と同様花粉の季節がやってきました。さて、今回私は2月20日から始まった後期の授業の様子についてお話ししたいと思います。
北京での授業は中級、高級と分かれています。それぞれのクラスに会話と精読の必修科目が週3日ずつあり、20人前後の世界各国から集まる学生と共に授業を受けています。それ以外にも週に1、2日の選択科目を2種類受講しています。会話の授業では教科書の本文に基づき中国の社会や文化に触れ、グループでプレゼンや討論を通して理解を深めています。会話表現でよく使う文法や俗言、成語など、教科書には記載されていないことも沢山教わり、さらに会話の中で実際どのように使うのかも練習します。また、精読の授業では一課ごとに物語や論文を読み、毎回100を超える新出単語や長文読解によく出る文法、類似語の弁別分析の仕方を学びます。定期的に300字程度の作文の課題や小テストがあり、授業で学んだことを実践する機会が多く設けられています。選択科目では、私は小説の授業を受けています。中国当代の小説家の作品を読み、著者の技法を真似て文章を書いたり、小説の内容を劇で演じたりしながら学んでいます。
4月の半ばには中間テスト、6月には期末テストがあり、それが終われば間も無く帰国の時期を迎えます。1週間が矢のような速さで過ぎて行くように感じますが、今しか出来ないことを存分に堪能し、3ヶ月後には今より一回り二回りも成長した自分を想像して苦学力行したいと思っております。

[北京大学留学中 T.Nさん]