StudyAbroad 2024 2024.10.23
University of California, Riverside
- アメリカ
- 欧米
Chances are everywhere.
僕がアメリカに来て教わった大切な言葉です。
この言葉を聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
What’s up !みなさんこんにちは!アメリカUniversity of California Riverside校からの
S Aレポートです!2024年も10月も終わりに差し掛かり、日本は秋も終わりに近づいていることでしょうか? 3月末に渡米をしてきて、早いもので7ヶ月ほど経ち、帰国まで残り3ヶ月を切りました。今日はそんな僕のここでの留学生活についてお話ししていこうと思います。長くなりますが、ここで感じたこと、経験したことをありのままで綴っていくので、最後まで読んでくださると幸いです。
<学校生活について>
まずは学校生活についてです。僕たちは、春学期、夏学期、秋学期の3学期間を過ごしています。それぞれ、10週間ずつあり、学期の間に、3〜4週間の休みがありました。最初は、UCR Extension Centerと呼ばれる場所で、語学学校のプログラムを受けました。語学学校のプログラムは、午前中にReading、Listening、Presentation、 クラスメイトとのDiscussionやPair work、など満遍なく総合的なことを学ぶ授業、1時間のお昼休憩を挟んで、午後はGrammarやPaper citationの仕方、自分たちが苦手だと感じるところに集中して伸ばしていくようなクラスでした。また1日の最後の授業はProject ManagementやMotivatingというBusinessの分野の授業もありました。Extension Centerの授業ではクラスメイトは留学生で構成されていました。そこから、UCP(University Credit Program)というprogramに移行していきます。このprogramはアカデミック授業のことです。メインキャンパスの授業を現地の学生とともに受ける授業と、Extension centerの夕方から行われる授業の両方をとっています。夏学期では大学自体が夏休みに入っていたため、Extension Centerの夕方からの授業をとっていましたが、この秋学期からは全員メインキャンパスでの授業を受けており、International Finance, Spanish、Theater Department、Introduction to Education 、Sexuality &Religionなどの授業をとっています。Extension Centerでは、International Marketing、Accounting、Strategic Leadership for a Changing World、Business Management などの授業です。クラスを選ぶ際に様々な要素がありますが、UCRの担当者とたくさん相談を重ね、決定していきました。そんな中でも、様々な分野の授業があり選択肢が多いのでじっくり考えて選ぶことができます。僕がとっている授業は、講義だけでなく、ディスカッションの時間もあります。そこでは次から次へと教授も学生も意見を出していくので、日本とは違った環境で学習ができている素晴らしさを大いに楽しめています。
<生活について>
今年はGCE生4人がここで留学生活を送っているのですが、全員、International Village という寮で生活しています。
Extension Centerまでは歩いて5分ほど、メインキャンパスまでは歩いて10〜15分ほどです。部屋のタイプは、
Studio リビング、キッチン、ベッドルーム、バスルーム全てを一人で使う
Single ベッドルーム、バスルームは自分のものがあってキッチンとリビングだけ共有
Double ベッドルーム、バスルームを2人で共有、リビングキッチンも共有
という3種類あります。
僕はSingleで生活しており、ルームメイトとリビングで話して楽しんだり、また自分の時間は自分の部屋で過ごせる、OnとOffの環境があるのがとてもいいです。
食事は基本的に自炊をしています。一番近いスーパーは歩いて15分ほどの場所にあります。また、僕たちは車を持っていないのでアジアンフードを扱っているアプリの配達サービスなどを用いたりもしています。TargetやWalmart(幅広いものを扱うアメリカの有名な大型スーパーのようなもの)では日本食を扱っていたり、LAの方に向かえば日本食スーパーなどもあります。しっかりと食事をして、体調を整えるということは全てのことの基盤になるので、こうしたものをうまく活用しています。アメリカを代表とする、ハンバーガーやピザ、ヒスパニックの影響があるので、メキシコ料理など。ここでしか味わえない食べ物などにも出会えました。
<移動について>
アメリカは基本的に車社会です。日本のように公共交通機関が発達していないので不便に感じることが多くありました。それでも、大学があるRiversideの街を走っているバスや、Metrolinkという日本の特急列車のようなものがあります。バスではStudent Passを、MetrolinkではアプリでのStudent Passのようなものがあり、どちらも無料で利用できます。例えば、寮からLAのDowntownまでもバスと電車を使って2時間ほどでいくことができます。本数が少なかったり、急に運行休止になることもありましたが、一つの手段としてはこの方法があります。また、アメリカにはUberというものがあり、日本のタクシーのようなもので値段は高いですが、友達と乗り合わせなどの工夫もしました。車を持っている友達ができると一緒にどこかへ行ったりもできました。この環境にどう対応していくのか、僕は移動手段でこのことを強く感じましたが、うまく考え工夫をしてここまできています。
<Riversideについて>
この街は、アメリカ西海岸最大の都市、Los Angelsから車で90分ほどの場所にあります。これまで数回曇っていたり雨が少し降ったりなどはありましたが、年間を通してカラッと気持ちの良い晴れの日がほとんどです。夏は、45℃近くまで上がることもありましたが、朝晩は涼しくなったりと気温の差は日本より激しいです。しかし、ジメジメとした湿気はなく個人的に日本より過ごしやすいなと感じています。一番近い空港、Ontario空港までも車で30分、Riversideのdowntownまでも車で15分ほどの距離です。またRiversideは休日などにLos Angelsに足を運ぶことができる距離にあるのもいいところだと思います。LAは世界中の様々な産業の中心であるので、映画、スポーツ、テーマパーク、フード、ありとあらゆるものに圧倒されます。MLBを生でこの目で見られたことは一生忘れられない大切な思い出です。
<アメリカについて>
アメリカに限らず、日本の外に出ると全てが全く今まで自分が経験してきたことと違うように感じます。話す言葉はもちろん、考え方、世の中のルール、人々の価値観、生活する時間帯、何もかもが自分にとって新しいもので、今でさえ戸惑うことも多いですが、こんな経験を自分の目、肌で直接経験できていることがかけがえない時間であると痛感しています。アメリカはDiversity・多様性の言葉に代表されるよう、年齢も、性別も、肌の色も、関係なく、みんなが同じ土俵に立っているとより感じます。そのフィールドで自分はどう考えるのか、何をするのか、そんなことを常に意識してみんな動いているように思います。
また、アメリカの自然が織りなす景色に心から感動しました。映画の中の世界のような光景に圧倒され続けています。特にこのSouth Californiaは見渡す限りの青空がすぐそばに感じ、太陽のサイズも大きく感じるほどです。アメリカ西海岸のBeachは、時間がゆっくり感じるような壮大な海と、心穏やかにする波の色、音、砂浜での人々の姿、僕は大好きです。
<留学について>
ここまで、あっという間のようなとても長かったような不思議な気持ちです。何もかもわからず、このまま最後までやり遂げられるのか、不安で仕方なかった日々を思い出します。今でさえ、躓いて悩んでばかりです。でも、この目で見て、この足で動いて、心の中の気持ちと向き合い、アメリカを、世界を肌で感じています。現実なのかわからなくなる時もあります。このアメリカという国に触れることで、たくさん戸惑うことも多かったですが、それ以上にたくさん大好きなところを見つけました。と同時に、日本から出たことでこそ気づけた日本の素晴らしさもたくさんあります。改めてこんな素敵な日本という国に生まれたことを誇りに思えます。当たり前すぎてどうしても気づけなかったそんな尊いことを強く感じます。この日本という帰る場所があるから、まだまだ挑戦し続けられると心からそう思います。たくさんの素敵な出会いをしました。最近は、アメリカを離れたくないとさえ思えています。人との出会いは宝です。海を超えた場所から、応援し続けてくれている存在、いろんな思いを打ち明けられる大切な存在、常に自分のことを考えて支え続けてくれる存在。この留学に携わってくださっている全ての方々、友達、家族、そんな全ての方々のおかげで僕はここまでこられました。そんな方々の存在が今日を頑張れる理由です。どうしても留学生活は孤独に感じてしまうこともあります。でも、あなたの隣には絶対に支えてくれる存在がいます。僕もそうであったように。これからの人生でもうこんな機会はあるかはわかりません。世界は本当に広い。強く強く感じます。まだまだ知らないことがたくさんあります。まだまだ叶え続けたい夢もあります。そんな全てのことに挑戦できる環境、これは決して当たり前なんかではなくて、これ以上に幸せなことはないと僕は思います。支え続けてくださっている方々のおかげで、こんな毎日があります。何よりも大切な家族にはありがとうが言い足りません。アメリカで、人生の一つ節目のタイミングの20歳を迎えました。かけがえのない素敵な景色に出会い、経験を積んでいる途中です。10年後、20年後どんな自分になっているか全くわかりません。僕達の行く先には地図なんかありません。だからこそ、1日1日を、目の前の一つずつを本気で生きる。自分の言葉で、思いで、行動で、自分の未来を切り開く。そんなことが大切だと思います。今後人生を振り返ったときにこの2024年アメリカで過ごした時間は、間違いなく僕の人生にとっての大きなハイライトであります。日本に帰るまで残り少なくなってきました。これからも、自分の芯を常に持ち、挑戦することをやめず、楽しみ尽くし、そして何よりも感謝の気持ちを抱いてそれを伝える。そんな大切なことをアメリカを発つその瞬間まで続け、日本に帰った時笑顔で最高にやりきったと言えるそんな時間にします。
そして、これからも僕にとってのchancesとこの舞台で向き合い続けていきます。
長い文章でしたが、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
これを読んだ全ての方の、
今を少しでも前に進むきっかけになることを心から願っています。
【University of California, Riverside 留学中 Y.Sさん】