StudyAbroad 2024 2025.04.14
北京大学
- 中国
- 北京大学

大家好!北京大学からのSAレポートです。今回は第二回研修旅行についてご紹介します。私たちは中国陝西省の省都である西安市を訪れました。「西安」は多くの王朝の都として栄え、三千年以上の歴史を誇ります。
一日目は7時に集合し、北京西駅へ向け出発しました。そこから高铁に約5時間乗り、西安に到着しました。現地のバスガイドさんと合流し、まず一つ目の観光地「西安博物院」へ向かいました。
見学時間は一時間ほどで、各自自由に展示を見て回りました。古代の貨幣や青銅器、仏像など、貴重な展示品が数多くあり、歴史好きの私は思わず興奮してしまいました。西安博物院には、ユニークなポーズを取った陶俑など、個性豊かで面白いものが多く、みんなそれぞれ自分好みの展示品を探しながら、楽しく参観していました。ちなみに私のお気に入りは、悲しんでいるように見える馬に乗った少年の像です!笑) お土産も綺麗で可愛い商品がたくさんありました!
二日目は7時半にホテルを出発し、宜川県へ向かいました。午前中は、中国の伝説的な皇帝であり、中国民族の始祖とされる黄帝が祀られている「黄帝陵」を訪れ、霊廟や黄帝像、石碑、記念碑などを見学しました。また、清明節(4月4日)に行われる伝統的な祭祀の準備が進められており、その特別な雰囲気を感じることができました。
午後は中国で最も有名な滝の一つである「黄河壺口瀑布」を訪れました。大きな音を立てながら、勢いよく流れ落ちる滝は迫力満点で、本当に圧倒されました。
三日目は8時ごろに出発し、約4時間バスに乗り「秦始皇兵马俑博物馆」を訪れました。今回の研修旅行で私が最も楽しみにしていた場所です。現地ガイドさんの詳しい説明を聞きながら、じっくりと間近で見学できたため、兵馬俑や関連する古代中国の価値観について、深く理解することができました。まさに教科書で見ていた光景を実際に目にすることができ、非常に感動しました!
夜は「大唐不夜城」に行き、みんなで漢服体験をしました!たくさんの漢服の中から、自分が着たいデザインのものを選び、着付けてもらい、さらにヘアメイクまでして頂くことができました。その後、大唐不夜城の街を歩き、各々写真を撮ったり、食べ歩きをしたりしながら、充実した時間を過ごしました。今回の研修旅行の中で、女の子全員のテンションが一番上がったのはこの瞬間だと思います!
四日目は8時半ごろに「大慈恩寺」に到着し、約一時間半自由に参観しました。その後、美食や手工芸品、特産品などを販売するお店が集約され、陕西の文化体験ができる「永兴坊陕西非遗文化特色街区」という場所へ行きました。それぞれ食べ歩きやお土産選び、写真撮影などを楽しみながら、小一時間の自由時間を過ごしました。
旅行中のご飯は、毎回レストランで全員一緒に頂きました。陕西の料理はクセがなく、誰でも食べやすいものが多く、日本人の舌に合う美味しい料理ばかりだと感じました! 旅行中に何度か提供された「ビャンビャン面」が特に美味しかったので、皆さんも陕西省に遊びに来た際は、ぜひ食べてみて下さい!
この四日間学びが多く、非常に充実した研修旅行となりました。北京SA組のみんなと楽しく過ごしたこの時間は私にとってかけがえのない思い出です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
【北京大学留学中 T.Aさん】