StudyAbroad 2025 2025.10.24
北京大学
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大家好!
10月になってから北京はすっかり冬の天気です。一番過ごしやすく美しいと言われている北京の秋は数週間も持たずに過ぎ去ってしまいました。冷たい風が体に沁みます。さて、私は北京大学のキャンパスの様子についてご紹介します。
まず北京大学は敷地面積が270万平方メートルと、恐ろしく大きいです。およそ皇居の2倍以上にあたります。そのため一つ一つの建物が大きく、また道も広いです。私たちは基本的に東南門から入り、教室へ向かいます。大学生は徒歩の他、自転車や電動バイクに乗って通学しており、お昼の時間は特に人と乗り物で混雑しています。留学生活が始まってから衝撃だったのは、その広い道にきれいに整列されているシェアサイクル用の自転車の多さです。
北京大学の学生はこの自転車に1時間内であれば何度も無料で乗ることができ、大変便利です。自転車は市内のあちこちにあり、人が多い時間などの前に定期的に整頓されるので邪魔になることはあまりありません。キャンパスが広いと言っても、私たちが通う対外語教育学院や四教付近で一通りの生活は事足ります。11箇所ある食堂のうち3、4つほどは教室から歩いて15分かからないところに位置しています。食堂は1階建てのものもあれば4階建てのものもあり、それぞれ価格帯や食べられるものが異なっていて自分の好みの食堂を見つけることができます。ちなみに私のおすすめの食堂は家园食堂の麻辣担です。
食堂の他にもカフェが近くにあり、リラックスしながら自習ができます。かの有名な図書館にも気軽に行くことができます。
図書館の自習室は通常座れますがテスト前は朝から晩まで人でいっぱいです。
最後に北京大学といえば外せないスポット、未明湖をご紹介します。
授業を受ける建物があるところから北に移動して行くと大きな湖があります。そこには野生の黒鳥がいて、どの時間帯に行っても落ち着いて自然を楽しむことができます。付近には座り込んで読書する人やおしゃべりを楽しむ人、周りを走っている人がおり、学生にも大変親しまれている場所です。冬には湖が凍ってスケートができるときもあるそうです。
みなさんにお伝えしたい全体的な感想は、中国でのキャンパスライフは思っていた以上に便利で快適ということです。日本が恋しくなる瞬間はトイレのほか特にないので、基本的に心配は無用です。美しい自然と人に溢れた美しいキャンパスをみなさんもきっと気にいることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【北京大学留学中 Y.Iさん】




