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SAレポート

SA Report

SAに旅立った学生が、滞在先での状況を定期的にレポート。
見たことや感じたこと、そして海外での1年間の成長をありのままに綴ります。

StudyAbroad 2025 2025.11.06

台湾師範大学

  • 台湾
  • 台湾師範大学

みなさん、こんにちは!
時が流れるのは早いもので、SAが始まりもう2ヶ月が経とうとしています。初めは日本との文化や風習の違いに戸惑うこともありましたが、少しずつ慣れてきました。
今回は台湾での日常生活について紹介したいと思います。

 

 

まずは学校生活についてです。私たちは国立台湾師範大学の國語教學中心(師範大学付属の言語学校)で中国語を学んでいます。私たちが住む寮から学校まではバスで10分程度です。寮から無料のシャトルバスが出ており多くの学生が利用しています。しかし、本数が少ないうえに写真にあるように、非常に混雑するので、乗りたい便に確実に乗ろうと思ったら、少なくとも出発時刻の30分前には乗り場に行く必要があります。そのため路線バスを利用して学校に行く人もいます(個人的にはこちらをおすすめします)。

 

 

クラスについてですが、SA出発前にクラス分けテストを受けて、その結果に応じたレベルのクラスに振り分けられます。もしクラスのレベルが自分に合わないと感じたら、授業開始1週間以内であればクラスを変更することが可能です。授業は毎日10:20~13:10(50分×3、あいだに10分休憩あり)の3時間で行われます。私は午前のクラスを選択しましたが、午後のクラス(14:20~17:10)を選択することもできます。内容としてはざっくり言うと、会話+講読といった感じです(あくまでも私のクラスのことなので、他のクラスの内容は少し異なるかもしれません)。また授業は全て中国語で行われ、日本で学習した簡体字とは少し違う繁体字を使用します。日本語に似ていると言われますが、学習していくと日本語とも若干書き方が違う漢字があり、また同志社大学で学ぶ普通語とも発音が若干異なっており、その違いに最初はかなり戸惑いました。オール中国語の授業に初めはついていくだけで精一杯でしたが、わからないところは先生が丁寧に教えてくださるので少しずつではありますが、慣れてきました。
授業後にはクラスメートや別のクラスの友達と食事や遊びに行ったりして親睦を深めています。師範大学周辺には有名なお店や屋台が多くあり、毎日何を食べるか決められないという贅沢な悩みがあります!

 

 

この写真はクラスメート達とKTVに行った時の写真です。KTVとは、日本で言うカラオケのようなものです。日本のように採点機能などはなく、各々が好きな曲を歌うと言った感じです。しかも収録されていない曲はYouTube上で検索できる機能も備わっていたので、外国の歌を知らなくても安心でした(日本の曲も収録されていましたが、少しマイナーかつ古い曲が多かったです)。

 

この写真は先日、台湾のプロ野球を見に行った際の写真です。この日は「台灣大賽」という台湾王者を決める試合が行われており、球場内は大盛り上がりでした。台湾のプロ野球は日本のプロ野球とは少し異なり、スピーカーから音楽を流しながら内野席の舞台(写真の黄色い部分)でチアリーダーがダンスを踊って試合を盛り上げています。台湾野球はチアリーダーが人気で、チアリーダー1人1人にファンがいたり、それぞれのグッズがあったりします。野球のスタイルも日本とは違っていて面白いので、野球に興味のある方はぜひ一度台湾に観に来てみてください!

 

 

そしてこの写真は台湾のダブルダッチチームの練習に参加させていただいた時の写真です。そもそもダブルダッチとは、2本のロープを使い、回っているロープの中でダンスやアクロバット等の技を行うスポーツです。私自身も日本にいたときは大学でダブルダッチサークルに所属しており、大会でいい成績を収めるため毎日のように練習に励んでいました。日本では全国大会が行われるくらい、盛り上がっていますが、台湾ではダブルダッチをしているチームはこの1チームだけで、まだまだ知名度が低いので、この1年でダブルダッチを台湾に広めたいと思っています!

まだまだ留学生活は始まったばかりですが、時間の流れを忘れてしまうほど充実の毎日です。このSAが有意義なものとなるよう残りの留学生活も頑張ります!

少し長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。今後のSAレポートも温かく見守ってくださると幸いです。

 

【国立台湾師範大学留学中 N.Sさん】