こんにちは。SAに出発してから３か月がたち、右も左も分からなかった中国での寮生活や学校生活にもようやく慣れてきました。中国語での会話や聞き取りもまだまだ困ることは多いですが、初めの頃に比べるとかなり成長を感じています。

今回のレポートでは学校の授業について紹介します。私は文法などを学ぶ汉语、会話を練習する口语、歌を通して中国語や中国文化を学ぶ听歌学汉语という３つの授業をとっています。特に好きなのが听歌学汉语の時間です。先生が毎回の授業で新しい中国語の曲を紹介してくれます。若者が好きなポップミュージックから各地の少数民族の民謡、京剧など様々なジャンルの音楽に触れることができてすごく面白いです。曲の中に出てくる単語や表現を学んだ後は実際に歌ってみます。発音や文法などが難しい中国語ですが、曲を通してより楽しく学ぶことができていると思います。私は中国に来るまで中国の音楽に全く興味が有りませんでしたが、今では中国の音楽が好きになりもっともっと色々な中国語の曲を聞いてみたいと思っています。休みの日に友達と行ったカラオケではたくさん中国語の曲を歌うことができました。

また汉语と口语の授業もとても面白いです。全て中国語で授業が進められるため、初めは授業についていけるのか不安がありました。しかし今では先生やクラスメイトが話す中国語は問題なく理解することができるようになりました。授業はペアワークやグループワークが多く、クラスメイトと会話する時間がとても多いです。様々な国籍のクラスメイトがいるため、いろんな視点や考えを聞けるので中国語以外での学びも多いです。休み時間にお互いの国のことを話したり、授業終わりや休日に一緒にご飯を食べたり遊びに行ったりすることも楽しみの一つです。中国の大学の一限目の授業は朝8時から始まるため早起きがしんどい日もありますが皆んな頑張っています！

【北京大学留学中　N.Kさん】