GC学部の学生が学内外へ情報発信するGC学会の機関誌「Cosmos」の記事をお届けします。
(GC学会は、GC学部の全ての学生と教員で構成された学会です。)
2021.02.18
GCの皆さん!FCって聞いたことありますか?フットボールクラブ?違います。実はGC発の隠れたプレゼンサークルなのです!もしまだ聞いたことがなければ、この説明で皆さんはFCの全てを知ることができ、そして自分もFCに参加したい!と思ってくれるでしょう!いや僕が思わせます!
― FCとは ?―
FC(Fountain Commons)は、英語コースの1期生が立ち上げた時事問題プレゼンサークルです。GC学部の1、3、4年生を中心に、毎週水曜日の昼休みに活動しています。活動内容ですが、まず担当のプレゼンターが気になるニュースをプレゼンのテーマとして用意し、約10分間のプレゼンテーションを行います。そしてプレゼンテーションを聞いたその他のメンバーは、内容に関する質問や、プレゼンターが用意した質問に対して班に分かれてディスカッションを行い、最後に発表を行います。過去にはこの活動の他にも、一年生に対する留学相談会やハロウィンパーティーの開催なども行いました。
― FCで得られるメリット ―
①プレゼン力
GCでは、授業内で英語のプレゼンを行う機会は多くありますが、日本語でプレゼンを行う機会はほとんどありません。私は初めてFCでプレゼンを行った時、思っていたよりも日本語でプレゼンをすることを難しく感じ、同時に面白さを感じました。
プレゼン後は、顧問の寺西先生や他のメンバーからプレゼンに対するフィードバックを貰えるので、自分が気づいていない課題や学びを得ることができます。特に就職活動では、自分自身を「プレゼン」する機会が多くあり、FCで学んだ話し方や伝え方のポイントが強く活かされたと感じています。
②ディスカッション力
プレゼンを担当する機会は1年間で1人1、2回ですが、ディスカッションは毎週行う機会があります。設定されたテーマに対し、自分の考えを仲間と共有する機会はすごく貴重です。
自分の考えを相手に伝えきる難しさや、班で意見をまとめる苦労を当初思っていたよりも感じました。FCのディスカッションで身についた批判的思考力や質問力、ファシリテーション力は、就職活動で経験するGD(Group Discussion)やグループワークで間違いなく発揮されました。
③知識
まず、プレゼンターが用意するテーマに関しての知識・理解が深まります。ちなみに、サークル名の”Fountain Commons”には、「知の泉」という意味があり、名付けた1期生のこのコミュニティに対する思いが強く感じられます。
私は留学中に、日本や世界のニュースを十分に知らず、ホストファミリーや現地の友達と話すときに苦労しました。FCの活動を通して、自分の知らないことを知る楽しさや、もっと知らないことを知りたいと感じる思いが強くなり、以前よりもニュースを見て考える機会が増えました。
これから留学を経験する1年生、そして就職活動に挑む3年生にはぜひ様々な時事問題に触れて知見を広げて欲しいなと強く感じます。
④GCの縦横のつながり
GC学部の特徴として、他学部に比べて学生数が少なく縦横のつながりが作りやすいという点があります。しかし、授業内で1、3年生が関わる機会はほとんどないのではないでしょうか。
私がFCをやって良かったと考える一番の理由は、FCが無ければ関わることがないかもしれない先輩・後輩・同期とFC場で交流できたということです。毎週の活動に加えて、前述の留学相談会やハロウィンパーティーなど、FCはまさにGCの縦と横の繋がりを強める存在であると誇りに思っています。
― FCの今後 ―
そんなFCですが、実は現在全く活動できていません。私たちの次の代を引っ張っていってくれる後輩を見つけることができなかったこと、そして新型コロナウイルスの拡大により春学期の間、大学に行けなかったことが理由です。
3年生の時にFCで活動できて、僕は本当に楽しかったと心から思っています。1期生から僕たちの代まで引き継がれてきたこの素敵なGCの文化を止めてしまうのはもったいないし、後輩の皆にも絶対にFCの素晴らしさを感じてもらえると信じています。
本稿を読んで、自分もFCやってみたい!と思ってくれた後輩がいれば、全力でサポートするので一度お話しましょう!!いつでも連絡待っています!!
担当:高司空、降幡千恵里