海外各国からGCへ留学中の学生が、日本での学びをレポート。
日本で出合った新鮮な体験を生き生きと伝えます。
2019.09.04
2年になると、「ワークショップ現代日本社会」という必修科目を受けるようになります。この授業は、毎回異なる分野のゲスト講師に、様々なテーマの講義をしていただきます。今までの講義の中で、私にとって最も印象深かったのは、「京の伝統工芸と文化」という講義でした。講師は、京都の「小丸屋住井」で、うちわに関する仕事をしていらっしゃる住井啓子先生でした。この講義を聞くまでの私は、「うちわは、ただ暑い時に使ったら結構だ」と思っていました。しかし、講演が終わってからは、うちわ、そして日本の文化について色々考えてみるようになりました。私の発見を皆さんに紹介したいと思います。
2019.09.02
皆さんは「日本の夏」と言えば、何が思い浮かびますか?私は「夏祭り」が思い浮かびます。それで、私が日本留学の準備をする時も、絶対日本の夏祭りを体験しようと思いました。今回、お盆に向けて東九条地域の多文化交流会が主催した夏祭りにボランティアとして参加しました。東九条地域の多文化交流会は多文化家庭の子どもたちや在日韓国人や障害者などのために社会福祉事業を実施する施設です。この夏祭りは東九条地域の人々や子供たち、障害者、外国人などが集まって美味しい物を食べたり、盆踊りを踊ったり、花火をしたりする特別な夏祭りでした。
2019.07.22
留学生として日本語を学んでいると、母語である韓国語と比べることが多いです。「日本語にはこういう表現があるんだ」「この感情をこう表現しているんだ」ということを考えながら、言語の差異に関心を持つようになります。韓国語の歌を聞いたら頭の中で日本語に翻訳してみたり、日本語の映画を観たら自分なりに字幕を考えてみたりします。このように翻訳と通訳は、いつの間にか日常の習慣となりました。
2019.05.27
東京2020パラリンピック出場に向け、去年の年末に行われたIWAS車いすフェンシングワールドカップ京都大会の最終日に競技ボランティアとして参加しました。競技ボランティア、しかもパラスポーツの世界大会のボランティアは初めてだったので、英語力もそんなに自信があるわけではなく、当日はやや不安な気持ちで朝から会場へ参りました。
2019.05.08
日本は4月、韓国は3月、中国は9月。何を意味するかご存知ですか。新学年が始まる月です。日本の新しいスタートは4月からです。綺麗な桜と共に新入生は楽しく大学生活を始めます。昨年1年間、同志社大学に通いながら様々な経験をしましたが、大学生活のスタートは今も忘れない良い思い出として残っています。緊張感と楽しさが共存した昨年の4月は今までの4月とは異なっていました。特に国籍を問わず、良い友達との出会いがとても貴重でした。偏見なしで多くの人々に会えるのがグローバル・コミュニケーション学部のメリットだと思います。この記事を読んでいるみなさんの幸せな一年を祈ります。さて、今回の記事では新しくできた学生団体を紹介したいと思います。4月12日に創設された学生団体「GC研究所LABO」です。
2019.04.15
私は中学生、高校生の時、学園祭のステージで公演したり、出店したりするなどの活動をしてきました。楽しい思い出に残っている学園祭を私が直接企画してみたいと思い、クローバー祭に参加することにしました。さらに、「日本大学だけで楽しめることがしたい」、「日本人グループの中で外国人ではない同じ位置の人として活動したい」と思ってこの実行スタッフで活動したいと思いました。活動しながら大変なことがたくさんありましたが、今思えば楽しい思い出で、学部の垣根を越えて、さまざまな同志社大生と一緒に、わちゃわちゃするのも楽しく、来年も続けたいと思うようになりました。来年以降、1人でも多くの留学生に参加してほしいので、この機会に実行スタッフの仕事を詳しく説明したいと思います。
2019.03.01
皆さんは多くの人々の前でプレゼンテーションをしたことありますか? 多くの人の前だけではなく、クラスの中で発表することも怖がる人は結構多いと思います。私もプレゼンテーションをいくら練習しても、自分の出番になると緊張しすぎて残念な結果になったことがあります。今回の留学生レポートでは1年生なら必ず受ける日本語スキル系科目群の授業「プレゼンテーション」についてレポートします。秋学期に行われたグループプレゼンテーションの後、2人の学生や担当の先生にインタビューを行い、率直な感想を聞いてみました。
2019.03.01
2018年11月3日(土)・4日(日)の両日、同志社大学京田辺キャンパスでクローバー祭が開催されました。クローバー祭において、グローバル・コミュニケーション(GC)学部は、二つの企画を開催しました。学生たちの海外で撮った写真を展示した「私たちが感じる「世界」-Global Communications’ Art Work-」という写真展と、「外国語で遊ぼう!」 という外国語体験企画を開催しました。私は写真展に母国(韓国)の写真を出展し、「外国語で遊ぼう!」 企画にスタッフとして参加しました。本レポートでは、「外国語で遊ぼう!」企画について紹介します。
2019.02.26
私はグローバル・バトン(GB)という国際交流・ボランティアサークルの副会長の張彩隣と申します。GBでは毎月1回、イベントを企画します。そのイベントを通じて同志社の日本人学生や留学生の交流の場を作り、そこから生じる収入を寄付します。この秋学期の10月29日、私たちは10月31日のハロウィンを迎えるイベントを開催しました。
2019.01.07
10月12日に行ったGCの茶道体験講座に参加してきました。成心館の2階は初めてなので、当日は友達と道を迷いながら和室に辿り着きました。するとそこでは、体験が始まる前に、表千家流師範・永井恵美子先生の弟子の方が参加者のために準備をしてくださっていました。