海外各国からGCへ留学中の学生が、日本での学びをレポート。
日本で出合った新鮮な体験を生き生きと伝えます。
2019.12.16
2019年度私は同志社クローバー祭実行委員として参加しました。私が参加したきっかけは私の同じ学部の親友が参加していたからです。彼女がとても楽しそうにしているのを見て私もその中に入りたいと思いました。実際に参加してみると、思っていたよりも大変で上手くいかないことが多かったです。クローバー祭実行委員会は毎週会議が行われ、その時間外もやることが多くとても忙しかったです。私は同志社クローバー祭以外にもGC LABOのメンバーとして活動しています。そのため、今学期は毎日バタバタ忙しく時間的に苦しい日々でした。これをやり続けられたのは、企画を実行するやりがいと恵まれた仲間がいるからです。このレポートで私は、同志社クローバー祭当日に担当していたことについて述べたいと思います。
2019.12.02
2回生になると様々な選択科目を履修できるようになります。私は春学期に「多文化共生社会と日本」、「日本語コミュニケーションの諸相」、「日本の現代文学」などの選択科目を受講しました。その中で今回紹介したい授業は「日本の現代文学」です。個人的に韓国の小説には興味があってよく読みましたが、日本の小説にはあまりに興味がありませんでした。そのため、自分はこの授業を通して日本の現代文学を勉強して興味持つようにしようと思いました。先生は同志社大学の文学部出身で、日本の現代文学について詳しくない人も理解しやすく講義を行ってくださいました。講義の一番の目標は「日本の現代文学の読解を通して、日本の現代社会や日本文化の特徴を考える」ということです。さらにシラバスから詳しくみると以下の3つがこの授業の到達目標でした。
2019.11.25
京都府京都林務事務所が主催した「北山丸太魅力体験ツアー」に参加させてもらいました。このプログラムは京都の豊かな自然と、約600年の歴史を誇る伝統工芸品「北山丸太」の産地等を見学し、その歴史や生産方法などを学び、直接に体験してもらえる貴重な時間でした。私がこのプログラムに参加した理由は、普通ではない日本の文化を体験したかったからです。着物を着たり、茶道を習ったり、京都の有名な寺を訪問したりすることは日本を知ることのできる代表的な文化だと思います。しかし、北山丸太体験はさらに特別な学びになると思いました。
2019.11.20
京都だから学べる! 「京都学」の授業
多くの方がご存じの通り、同志社大学は京都にある大学です。そのため、京都に住んでみたい、京都を感じたいなどと思う方が同志社大学に志願する場合も多いです。同志社大学も、京都という地域性を活かし、京都についての授業や京都でしか体験できないプログラムなどがあり、多彩です。特に、私たちのグローバル・コミュニケーション学部日本語コースは、日本語だけではなく日本の社会や文化も深く学ぶことを目標にしているため、日本の伝統文化と京都についての授業は重要だと言えます。グローバル・コミュニケーション学部日本語コースの学生を対象にした「京都学」は、今年、新しく開設された選択科目です。授業では宇治茶、西陣織、お香、祇園祭をテーマに取り上げました。今回、その中でお香の体験について書きたいと思います。
2019.10.11
私は、大学生になってから、ある国際交流センターの「母語教室」でボランティアを始めました。この「母語教室」の対象は主に外国にルーツを持つ在日外国人の子どもたちです。今回のレポートでは、私が支援する中国にルーツを持つ子どもたちのことを中心に、さまざまな国にルーツを持つ在日外国人の子どもたちについて書きたいと思います。
2019.10.10
こんにちは、コンケン
タイ東北部にあるコンケン大学との交流に行ってきました。この「交流」の目的は将来小中学校での日本語指導教員を目指している人たちに、日本そして韓国の言語や文化に興味を持ってもらうことです。訪問した同志社の学生は日本人 4年生2 人、韓国人留学生 2年生2 人とタイ人留学生2年生(私)1 人です。全員GCの学生ですが留学生の私たち以外の日本人学生は4年生の先輩です。全員が鈴木先生のご指導を受けていることで繋がることができました。この交流を通して、違う学年の人と繋がれたことも大きな喜びでした。そこで、今回の留学生レポートでは、二人の先輩(里奈さん・桃子さん)のコメントと共に、コンケン大学での交流体験を報告したいと思います。
2019.09.04
2年になると、「ワークショップ現代日本社会」という必修科目を受けるようになります。この授業は、毎回異なる分野のゲスト講師に、様々なテーマの講義をしていただきます。今までの講義の中で、私にとって最も印象深かったのは、「京の伝統工芸と文化」という講義でした。講師は、京都の「小丸屋住井」で、うちわに関する仕事をしていらっしゃる住井啓子先生でした。この講義を聞くまでの私は、「うちわは、ただ暑い時に使ったら結構だ」と思っていました。しかし、講演が終わってからは、うちわ、そして日本の文化について色々考えてみるようになりました。私の発見を皆さんに紹介したいと思います。
2019.09.02
皆さんは「日本の夏」と言えば、何が思い浮かびますか?私は「夏祭り」が思い浮かびます。それで、私が日本留学の準備をする時も、絶対日本の夏祭りを体験しようと思いました。今回、お盆に向けて東九条地域の多文化交流会が主催した夏祭りにボランティアとして参加しました。東九条地域の多文化交流会は多文化家庭の子どもたちや在日韓国人や障害者などのために社会福祉事業を実施する施設です。この夏祭りは東九条地域の人々や子供たち、障害者、外国人などが集まって美味しい物を食べたり、盆踊りを踊ったり、花火をしたりする特別な夏祭りでした。
2019.07.22
留学生として日本語を学んでいると、母語である韓国語と比べることが多いです。「日本語にはこういう表現があるんだ」「この感情をこう表現しているんだ」ということを考えながら、言語の差異に関心を持つようになります。韓国語の歌を聞いたら頭の中で日本語に翻訳してみたり、日本語の映画を観たら自分なりに字幕を考えてみたりします。このように翻訳と通訳は、いつの間にか日常の習慣となりました。
2019.05.27
東京2020パラリンピック出場に向け、去年の年末に行われたIWAS車いすフェンシングワールドカップ京都大会の最終日に競技ボランティアとして参加しました。競技ボランティア、しかもパラスポーツの世界大会のボランティアは初めてだったので、英語力もそんなに自信があるわけではなく、当日はやや不安な気持ちで朝から会場へ参りました。